ハイライト
Terminal Threads でエージェントとターミナルを一体化
サイドバーとエージェントパネルから Terminal Threads を作成できるようになった。エージェントがターミナルセッションと連携して作業を進める新しいワークフローが可能になり、コーディング・実行・デバッグをエージェントと共にシームレスに回せるようになる。
Git パネルにブランチ履歴ビューが登場
Git パネルにブランチごとのコミット履歴を表示するビューが追加された。ブランチを切り替えることなくコミット履歴を確認・ナビゲートできるようになり、レビューや調査のコンテキストスイッチが不要になる。
エージェントでインライン画像と Mermaid 図を直接表示
エージェントスレッド内でインライン画像のレンダリングと Mermaid ダイアグラムの表示に対応した。アーキテクチャ図や UI スケッチをエージェントとの会話の中でそのまま確認・共有でき、テキストと図の往復が不要になる。
AI・エージェント機能
subagent_model でサブエージェントのモデルを個別指定
新設定 subagent_model を使ってサブエージェントが使用するモデルを明示的に指定できるようになった。メインエージェントには高精度モデルを、サブエージェントには高速・低コストモデルをというような使い分けができる。
Anthropic 動的モデル取得とプロンプトキャッシュ改善
Anthropic API からモデルを動的にフェッチするようになり、新モデルが即時利用可能になる。また Anthropic・Bedrock のプロンプトキャッシュ利用率が改善され、レイテンシとコストが削減される。
対応モデルの追加
grok-4.3・grok-4.2・Google Gemini 3.1 Flash Lite・gpt-5.4-nano/mini が新たにサポートされた。OpenCode Free モデル(BigPickle・Ring 2.6 1T Free)も更新されている。
そのほかの AI・エージェント改善
- AWS Bedrock ガードレール設定に対応。IAM ポリシーコンプライアンス要件がある環境での利用が容易に
- 外部エージェントスレッドのタイトルを編集できるように
.agents/skills/配下のファイルをツールが変更しようとした際に確認プロンプトを表示- エージェントが未保存バッファを編集する際の UX を改善
- Copilot の編集予測がシステムへの Node インストールを不要になった
- サイドバーの検索プレースホルダーを「Search threads…」に改善
Git・ワークツリー管理
Git グラフからカスタム Git コマンドを実行
コミットコンテキストメニューからカスタム Git コマンドタスクを直接実行できるようになった。よく使う Git 操作をタスクとして登録しておけば、パネル上で素早く実行できる。
ワークツリーの強制削除とブランチ削除の安全確認
変更のあるワークツリーを強制削除できるようになった。また未マージブランチを削除しようとした際の確認プロンプトと、Alt+Click による即時強制削除オプションも追加された。誤操作防止と効率のバランスを取った操作体験になる。
そのほかの Git 改善
- git グラフコンテキストメニューに「Copy Tag」アクションを追加
cmd-enter/ctrl-enterで保留中のコミット修正(amend)を確定できるように
機能追加
- テキストアイコンによるコンプリーションアイテム表示(
"completion_menu_item_kind": "symbol"でトグル) - Markdown テーブルセルの縦中央揃え・配置方向に対応
- Mermaid ダイアグラムがエディタのテーマに合わせてカラーリング
- ステータスバーアイテムの「Hide Button」コンテキストメニューを追加
- ファイルファインダーで
path:start-endによる行範囲指定が可能に - ホバーリンクの
file:line:col形式でファイルをナビゲート - 診断ペインのエクサーサイズ最小サイズを改善
- macOS のダイアログデフォルトボタンフォーカスを改善
- エディタ diff ハンクカラーのテーマキーを追加
SCP スタイルの SSH URL でリモート接続
zed ssh://user@host:~/code/proj のような SCP スタイルの SSH URL からリモートプロジェクトを開けるようになった。既存の SSH ワークフローとシームレスに統合できる。
Vim: g z で単語ジャンプ、Helix バッファピッカー
Vim モードに g z による単語ジャンプナビゲーションが追加され、キーボード中心のコード移動がさらに快適になった。Helix スタイルのバッファピッカー(space b)にも対応し、vim.show_edit_predictions_in_normal_mode 設定でノーマルモードでの編集予測表示も制御できる。
破壊的変更
エージェントの組み込みツールから open を削除
エージェントの組み込みツールから open ツールが削除された。open を利用していたワークフローやプロンプトは別のアプローチへの更新が必要になる。
非推奨モデルの削除
xAI・OpenCode・OpenAI の旧モデル群が削除された。これらのモデルを設定で指定していた場合は、代替モデルへの更新が必要。
主なバグ修正
- エージェントの一部モデルでの編集失敗を修正
- Squash メッセージエディタの表示を修正
- Ollama の
auto_discover設定が正しく反映されなかった問題を修正 - Git blame プロセスのクリーンアップを改善
- リモートプロジェクトでの diff ハンク復元を修正
- Follow モードでのマルチバッファクラッシュを修正
- Mermaid フローチャートのパース改善
- Vim サラウンド機能を強化
- OrbStack VM での ファイルシステム監視バックエンド選択を修正
- その他 30 件以上のバグ修正
