Zed /

v1.3.5

このバージョンには破壊的変更が含まれています
3 ハイライト
4 AI・エージェント機能
3 Git・ワークツリー管理
11 機能追加
2 破壊的変更
10 主なバグ修正

ハイライト

Terminal Threads でエージェントとターミナルを一体化

サイドバーとエージェントパネルから Terminal Threads を作成できるようになった。エージェントがターミナルセッションと連携して作業を進める新しいワークフローが可能になり、コーディング・実行・デバッグをエージェントと共にシームレスに回せるようになる。

Git パネルにブランチ履歴ビューが登場

Git パネルにブランチごとのコミット履歴を表示するビューが追加された。ブランチを切り替えることなくコミット履歴を確認・ナビゲートできるようになり、レビューや調査のコンテキストスイッチが不要になる。

エージェントでインライン画像と Mermaid 図を直接表示

エージェントスレッド内でインライン画像のレンダリングと Mermaid ダイアグラムの表示に対応した。アーキテクチャ図や UI スケッチをエージェントとの会話の中でそのまま確認・共有でき、テキストと図の往復が不要になる。

AI・エージェント機能

subagent_model でサブエージェントのモデルを個別指定

新設定 subagent_model を使ってサブエージェントが使用するモデルを明示的に指定できるようになった。メインエージェントには高精度モデルを、サブエージェントには高速・低コストモデルをというような使い分けができる。

Anthropic 動的モデル取得とプロンプトキャッシュ改善

Anthropic API からモデルを動的にフェッチするようになり、新モデルが即時利用可能になる。また Anthropic・Bedrock のプロンプトキャッシュ利用率が改善され、レイテンシとコストが削減される。

対応モデルの追加

grok-4.3・grok-4.2・Google Gemini 3.1 Flash Lite・gpt-5.4-nano/mini が新たにサポートされた。OpenCode Free モデル(BigPickle・Ring 2.6 1T Free)も更新されている。

そのほかの AI・エージェント改善

  • AWS Bedrock ガードレール設定に対応。IAM ポリシーコンプライアンス要件がある環境での利用が容易に
  • 外部エージェントスレッドのタイトルを編集できるように
  • .agents/skills/ 配下のファイルをツールが変更しようとした際に確認プロンプトを表示
  • エージェントが未保存バッファを編集する際の UX を改善
  • Copilot の編集予測がシステムへの Node インストールを不要になった
  • サイドバーの検索プレースホルダーを「Search threads…」に改善

Git・ワークツリー管理

Git グラフからカスタム Git コマンドを実行

コミットコンテキストメニューからカスタム Git コマンドタスクを直接実行できるようになった。よく使う Git 操作をタスクとして登録しておけば、パネル上で素早く実行できる。

ワークツリーの強制削除とブランチ削除の安全確認

変更のあるワークツリーを強制削除できるようになった。また未マージブランチを削除しようとした際の確認プロンプトと、Alt+Click による即時強制削除オプションも追加された。誤操作防止と効率のバランスを取った操作体験になる。

そのほかの Git 改善

  • git グラフコンテキストメニューに「Copy Tag」アクションを追加
  • cmd-enter/ctrl-enter で保留中のコミット修正(amend)を確定できるように

機能追加

  • テキストアイコンによるコンプリーションアイテム表示("completion_menu_item_kind": "symbol" でトグル)
  • Markdown テーブルセルの縦中央揃え・配置方向に対応
  • Mermaid ダイアグラムがエディタのテーマに合わせてカラーリング
  • ステータスバーアイテムの「Hide Button」コンテキストメニューを追加
  • ファイルファインダーで path:start-end による行範囲指定が可能に
  • ホバーリンクの file:line:col 形式でファイルをナビゲート
  • 診断ペインのエクサーサイズ最小サイズを改善
  • macOS のダイアログデフォルトボタンフォーカスを改善
  • エディタ diff ハンクカラーのテーマキーを追加

SCP スタイルの SSH URL でリモート接続

zed ssh://user@host:~/code/proj のような SCP スタイルの SSH URL からリモートプロジェクトを開けるようになった。既存の SSH ワークフローとシームレスに統合できる。

Vim: g z で単語ジャンプ、Helix バッファピッカー

Vim モードに g z による単語ジャンプナビゲーションが追加され、キーボード中心のコード移動がさらに快適になった。Helix スタイルのバッファピッカー(space b)にも対応し、vim.show_edit_predictions_in_normal_mode 設定でノーマルモードでの編集予測表示も制御できる。

破壊的変更

エージェントの組み込みツールから open を削除

エージェントの組み込みツールから open ツールが削除された。open を利用していたワークフローやプロンプトは別のアプローチへの更新が必要になる。

非推奨モデルの削除

xAI・OpenCode・OpenAI の旧モデル群が削除された。これらのモデルを設定で指定していた場合は、代替モデルへの更新が必要。

主なバグ修正

  • エージェントの一部モデルでの編集失敗を修正
  • Squash メッセージエディタの表示を修正
  • Ollama の auto_discover 設定が正しく反映されなかった問題を修正
  • Git blame プロセスのクリーンアップを改善
  • リモートプロジェクトでの diff ハンク復元を修正
  • Follow モードでのマルチバッファクラッシュを修正
  • Mermaid フローチャートのパース改善
  • Vim サラウンド機能を強化
  • OrbStack VM での ファイルシステム監視バックエンド選択を修正
  • その他 30 件以上のバグ修正