ハイライト
Readツールが大きなファイルを一度に読み切れるように
Readツールに allow_large オプションが追加された。ファイル全体が必要でコンテキストに余裕がある場合、通常の上限を超えるテキストファイルも一回の呼び出しで丸ごと読み込めるようになる。
サブエージェントごとに自動コンパクトのタイミングを調整可能に
サブエージェントのfrontmatterと --agents 定義に autoCompactWindow を指定できるようになった。メインの会話より早いタイミングでサブエージェント側を自動コンパクトさせられるため、長く動くサブエージェントでもコンテキスト切れを避けやすくなる。
Workflow全体を1つのモデルで実行できる環境変数を追加
CLAUDE_CODE_WORKFLOW_SUBAGENT_MODEL を設定すると、Workflow内の全エージェントが指定した1つのモデルで動作するようになる(他のサブエージェントは従来どおり個別のモデル設定を維持)。コストやレイテンシを揃えたい大規模なWorkflow実行で使いやすい。
機能追加
CLAUDE_CODE_OVERLOADED_RETRY_MAX_DELAY_MS環境変数を追加。529(overloaded)エラーのリトライ時に、より長い最大バックオフ時間を設定できるように/pluginに、有効な別プラグインと同名のためフックが読み込まれなかったプラグインについての注記を追加
Claude Desktop Codeタブ向けにゲートウェイモードキーを追加
Claude appsゲートウェイの managed.policies[] に code キーが追加された。cli と同じ設定をClaude DesktopのCodeタブにも適用できるようになり、既存の desktop と並んでClaude Desktopのゲートウェイモードを有効化できる。
バグ修正
- managed設定のPreToolUseフックが
"continue": falseでツール呼び出しを拒否した場合、およびmanagedのpromptフックがブロックした場合に、ツール呼び出しだけが拒否されターン自体が終了しない問題を修正 - 一部セッションでPostToolUseフックの
updatedMCPToolOutputが反映されない問題を修正 - ディレクトリ変更やプラグイン再読み込みの後、ヘッドレスセッションがそのフォルダで無効化していたはずの
.mcp.jsonやプラグインのMCPサーバーを起動してしまう問題を修正 forceLoginMethodにgatewayを指定しforceLoginGatewayUrlを設定していないマシンで、保存済みのClaude appsゲートウェイのログインが無視される問題(2.1.295での回帰)を修正--teleportでセッション履歴が読み込めない場合に空の会話が開いてしまう問題を修正- Haiku 5.5などadaptive thinkingのみに対応するモデルのトークン数集計を修正。一部ゲートウェイ経由では失敗し、それ以外ではbudget thinkingとして誤集計されていた
- セッション終了で中断されたツール呼び出しについて、resume後のサブエージェントに「ユーザーが拒否した」と誤って伝わる問題を修正
- 共有トランスクリプトやデバッグログ、シェル文字列内のJSONで、値を持たないキーの直後に続く値がシークレット秘匿処理から漏れる問題を修正
- MATE Terminalなど古いVTE系ターミナルで、コピー操作の後に
52;c;…というエスケープシーケンスがそのまま画面に表示される問題を修正 /diffパネルやダイアログを開いている間、トースト通知や各種通知が表示されず溜まってしまう問題を修正- UserPromptSubmitフックやModの
prompt.submitフックの実行中にEscや中断を行うと、ヘッドレスセッションが終了したり入力内容が消えたり、未チェックのプロンプトがそのまま通ってしまう問題を修正 - Modが再読み込み・削除された後も実行中だったフックから
$.agent.registerが呼べてしまう問題を修正(以後は拒否されるように) BASH_ARGV0シェル変数を設定して利用するコマンドが、確認なしに自動承認されてしまう問題を修正(以後は承認を求めるように)- UTF-8として不正なファイル(Windows-1252、Shift-JIS、GBKなど)に対してEdit・NotebookEditが非ASCII文字を文字化けさせてしまう問題を修正(該当する編集は拒否されるように)
- クラウドセッション・Agent SDK・IDE連携で
/code-reviewが生のJSON配列のまま終了する問題を修正。結果が番号付きリストとして表示されるように - macOSで、Linux上からコピーしたプラグインパスが
/home配下を指していると起動がハングする問題を修正 - WindowsでチェックアウトしたファイルなどCRLF改行のスクリプトファイルをWorkflowツールが拒否する問題を修正
git commit -qやgit -C <dir> commitの後、OpenTelemetryのtool_resultイベントにgit_commit_idが含まれない問題を修正- メッセージ本文にUnicodeの行区切り・段落区切り(U+2028、U+2029)が含まれる場合に、
CLAUDE_CODE_TRANSCRIPT_LOCAL_GCが保存済みトランスクリプトからそのメッセージを欠落させたり、claude purge実行後も履歴ファイルに残ってしまう問題を修正 - [Windows] 1KBを超えるPowerShellコマンドが常に確認を求めてしまう問題を修正。許可ルールと読み取り専用判定が32KBまで適用されるように
- [Windows] 終了時にstdio MCPサーバーが強制終了される問題を修正。まずstdinを閉じ、300ms後も動作していればプロセスツリーを終了するように
- [Windows] GitHub SSH鍵が無い環境で、
owner/repo形式のGitHubプラグインソースのclaude plugin installが失敗する問題を修正。HTTPS経由での再試行に対応 - [Windows] bypass permissionsモードでGit Bashの
rm -rf /c/Users/<name>が確認なしに実行されてしまう問題を修正 - [VSCode]
C:\repo\file.tsのようなフルパスのWindowsパス表記のチャットリンクがファイルを開けない問題を修正 - [VSCode] OS・VS Code・
prefersReducedMotion設定でモーション削減を有効にしても、作業中インジケーターが動き続ける問題を修正 - [Cloud sessions] セルフホストランナーを待つクラウドセッションが全て同じ待ち順位を表示していた問題を修正。前に何件待っているかを個別に表示するように
- [Cloud sessions] 返信中に送ったメッセージが、返信完了時に返信より上に移動してしまう問題を修正。リロード後も位置が維持されるように
- [Claude Tag] 括弧を含むURLへのリンクがSlackの返信で壊れてしまう問題を修正
その他の変更
- Sonnet 5.5のキャッシュ読み込み価格を1Mトークンあたり$0.20から$0.10に変更。
/cost・ステータスライン・--max-budget-usd・SDKのコスト表示にも反映 - MCPツール説明を事前送信する際の文字数上限と、MCPサーバーinstructionsの既定上限を2,048文字から4,096文字に変更
←でセッションをバックグラウンドへ移動する際、実行中のターンや!コマンドは裏で完了させず停止するように変更- [VSCode] Claude in Chromeが、
@browserで接続したセッションも含め毎回ブラウザ操作前に確認するように変更(ターミナルと同様の挙動。セッション中にサイトを一度許可すれば再確認は不要)
