ハイライト
自分のマシンをClaude Codeの実行環境にできるself-hosted-runner
claude self-hosted-runner コマンドで、手元のマシンやコンテナを Claude Code の web・モバイル・デスクトップセッションが実行される場所として使えるようになった(Team・Enterprise プラン)。自社インフラでセッションを実行したいチームが、クラウド側のリソースに頼らず作業を回せる。
セッションをまたいでメッセージを送り合えるSendMessage
Claude Code のセッション同士が、同一マシン内でも別マシン間でも直接メッセージを送り合えるようになった(macOS・Linux)。ListAgents で相手のセッションを探せる。複数セッションを並行して動かしているときに、進捗確認や指示出しをセッションをまたいで行える。
git・npm不要でプラグインを配布できるarchiveソース
プラグインソースに archive が追加され、HTTPS 経由の zip ファイルからプラグインをインストールできるようになった。SHA-256 でのピン留めもオプションで指定可能。git や npm の環境を用意できない配布先にもプラグインを届けやすくなる。
機能追加
- Bedrock 利用時に
AWS_REGION由来のプロファイルではなく特定のクロスリージョン推論プロファイルを優先させるANTHROPIC_BEDROCK_REGION_PREFIX環境変数を追加 - 利用できなくなった貼り付けを削除してコマンドの文言が変わる際に、キャンセル・確認のステップを追加
クロスセッションメッセージの着信を承認制にする設定を追加
crossSessionInbound と dialogExpiry の設定が追加され、権限バイパスで動作しているセッションへのクロスセッションメッセージは承認待ちで保留される。他のセッションへのメッセージは従来どおり自動配信される。予期しないセッションからの割り込みを防ぎたい場合に有効。
セキュリティ
- サンドボックスの
denyRead: "~/.aws/"のように末尾にスラッシュを付けたパス指定が、Linux・macOS で無言のまま迂回されてしまう問題を修正 - Bash ツールの実行結果にサンドボックス拒否の詳細が一切表示されない問題を修正。どのファイル・ネットワークアクセスが、なぜ拒否されたかを Claude が認識できるように
- サンドボックスの認証情報マスキングに
extract・onExtractNoMatch(構造化された環境変数値向け)、JWT クレームをマスクするdecode: "jwt"とmaskClaims、AWS SigV4 の再署名に使うawsPairs・sigv4を追加(network.tlsTerminateが前提で、ユーザー・マネージド・--settingsの各設定からのみ有効)
バグ修正
- 200文字を超える長いプロジェクトパスが共有のサニタイズ済みプレフィックス下で別プロジェクトのセッションディレクトリに解決されてしまう問題を修正。セッション一覧・rename・fork・delete・
/resumeがプロジェクトを跨がなくなった SendMessageがチームメイトの受信箱への書き込みに実際は失敗しているのに「Message sent」と表示していた問題を修正。配信失敗はエラーとして報告されるように- MCP ツールがターン途中で接続した際、ツール検索にツール名が通知されないまま保留されてしまう問題を修正
- 同じプラグインを複数プロジェクトにインストールするとインストール記録が無言で破損する問題を修正
- 復元・呼び出し済みのペースト内容が、期限切れやプレースホルダー番号の衝突によって別データを添付したり無言でテキストを失ったりする問題を修正
- Wayland でのコピーオンセレクトがクリップボードに届かないことがある問題を修正。2つの書き込みが競合しないように
- フィードバックサーベイのトランスクリプト共有が長いセッションで無言のまま失敗する問題を修正。失敗時はエラー表示になる
- コールドスタート時に古いログイントークンが原因で Remote Control の自動起動が断続的に失敗する問題を修正
/clearなど出力のないコマンドの後、Remote Control・SDK クライアントに空の「(no content)」メッセージが表示される問題を修正- サーバーセッションの期限切れ後に再作成された Remote Control セッションが、以前のローカル会話履歴を新しいセッションにアップロードしてしまう問題を修正
- ユーザーが Remote Control をオフにしたセッションを再開した際に無言で再接続されてしまう問題を修正(
--resume、SDK ホスト、VSCode 拡張機能)
VSCode拡張機能
- Remote Control の接続に失敗したにもかかわらず拡張機能側で「接続済み」と表示される問題を修正
remoteControlAtStartupを明示的に有効化していてもセッションが従わない問題を修正
その他の変更
- 200 サブエージェント/セッションの上限を撤廃。長時間稼働のセッションが新しいエージェントの起動を拒否されなくなった(同時実行数・深さの制限は引き続き適用)
- 組織の設定が変わっていなければ、再ログインや組織切り替え後に承認プロンプトが再表示されなくなるようマネージド設定の挙動を変更
- フィードバックサーベイのトランスクリプト共有に、同意した場合は直近リクエストのモデル設定(
CLAUDE.mdの指示を含むシステムプロンプト・ツール定義・モデルパラメータ)も含めてアップロードするよう変更。シークレットは従来どおり除去され、共有サイズが大きすぎる場合はこれらのフィールドから優先的に削除される - フルスクリーンモードで、圧縮を繰り返しても直近の区間だけでなく圧縮前の全履歴をスクロールバックに保持するように改善
- Remote Control に接続した web・モバイルクライアントが、無音の一時停止ではなく圧縮の進行状況と圧縮後の区切りを確認できるように改善。
/clearによるリセットも接続中のクライアントへ伝播するように - Remote Control の接続失敗時、8秒で消えるトーストではなく詳細と再接続ショートカット付きの持続的な失敗表示に変更
- 圧縮や
/resumeで新しいセッションが発行された際、古いサーバーセッションを一覧に残さずアーカイブするよう Remote Control の挙動を変更 - Bash ツールの説明文を変更。コマンドの出力はモデルには表示されるが、ユーザーに確実に表示されるとは限らない旨を常に明記するように
- 呼び出したペーストのプレースホルダー番号が、入力に取り込まれた時点で振り直されるように変更
