ハイライト
パーミッションチェックを回避する複数の脆弱性を修正
細工したコマンドでパーミッションチェックの一部を隠す手口や、タブ・不可視Unicodeでパディングしたコマンドが承認ダイアログで一部を隠す手口を修正した。ワークフロースクリプトが動的な import() を使ってサンドボックスの外でコードを実行できる問題も塞がれている。ローカル実行環境の安全性に直結する修正のため、早めのアップデートが推奨される。
/review が /code-review のエイリアスに統合
/review は今後 /code-review のエイリアスとして動作し、現在の diff や /code-review <level> <pr#> でPRをレビューできる。/code-review ultra で深いクラウドレビューも実行可能。エフォートレベルを指定せずに実行すると前回入力したレベルが再利用されるため、/code-review high のように毎回打ち直す必要がない。
1Mコンテキストモデルの自動圧縮を強化
CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXT が固定リストではなく、ネイティブに1Mウィンドウを持つ全Claudeモデルを200Kへ自動圧縮するように変更。自動圧縮がセッションを200Kに抑えきれていない場合は、起動時に警告が表示されるようになった。
セキュリティ
bypassPermissions が組織のバイパス無効化ポリシーを無視する問題を修正
エージェント定義の bypassPermissions モードが、組織側のバイパスパーミッション無効化ポリシーを無視して実行されてしまう権限ギャップを修正した。
AI・エージェント機能
制限されたサブエージェントモデル使用時に警告を表示
ワークフローエージェント、フォークされたスキル、スラッシュコマンド、再開したバックグラウンドエージェントが要求するサブエージェントモデルが制限されている場合、代わりに親モデルが実行されることを警告するようになった。意図しないモデルでタスクが実行されていることに気づきやすくなる。
拡張機能・プラグイン
strictKnownMarketplaces/blockedMarketplacesにオーナーワイルドカード("owner/*")を追加。GitHub Organization配下の全マーケットプレイスリポジトリを一括で許可・ブロックできるように
CLI・コマンド改善
- クラウドセッションに
/teleportのヒントを追加。claude --teleport <session id>でローカルから続きを実行する方法が案内されるように
バグ修正
- ゲートウェイのモデル検出が
vertex_ai/claude-*やbedrock/anthropic.claude-*のようなプロバイダプレフィックス付きIDで登録されたClaudeモデルを見つけられない問題を修正 - Anthropicモデル以外の
modelOverridesキーがセッションの正規モデルIDとして扱われてしまう問題を修正。仕様通り、未知のキーは無視されるように - サーバー配信の管理設定が、マシンローカルの
managed-settings.jsonやMDMプロファイルのenvブロックを無効化してしまう問題を修正。管理者envはキー単位でマージされるように - Linuxで
sandbox.filesystem.denyWriteが作業ディレクトリを含む場合、サンドボックス化されたコマンドが起動に失敗する問題を修正 - forkされたバックグラウンドエージェントで、resume時に親プロンプトの再構築が失敗すると、セッション中ずっと「already resuming」のまま止まる問題を修正
- セッション中に
/cdを実行した後の再開が空の結果になる問題を修正 - 不正な形式の診断情報アタッチメントを含むセッションを再開すると、毎ターン失敗するか操作不能なエラー画面になる問題を修正
- 特殊な
git push出力のパース時にまれにハングする問題を修正
その他の変更
- 未知のモデルIDのセッションでも自動圧縮が推定コンテキストウィンドウ内に収まるよう変更。以前の挙動に戻すには
CLAUDE_CODE_DISABLE_UNKNOWN_MODEL_WINDOW_ENFORCEMENT=1を設定する
